97年製Z世代ハードロック好きの自由帳

1997年7月生まれが愛してやまないハードロックを語っています。

【今更】2023年11月4日 Def Leppard来日編

我ながらいつのことを書いとるんだ、まったく。



デフクルーのデフの方、Def Leppardの来日編レポを。
Def Leppardも聴いてたんやけどもほんま有名な曲だけやし、正直Mötley Crüe目当てで行ったからなんか申し訳ないなぁとか思って書かなんだけど、半年近く経つ今になってこの人らの偉大さに気づいたから書かずにはいられなくなった。


そもそもフィルコリンさんがデフレパ以前の1979年〜1982年に活動してたGirl時代からディマジオのヘビーユーザーやったのもあるし、GTAVで Photographがゲーム内ラジオで流れててめっちゃこの曲ええやんってなったのがこのバンドを知った始まり。


Photograph以外あんまり聴いてなかったし、商業ロックってめちゃくちゃ揶揄されてたから個人的にコテコテの商業ロックや商業メタルはあんまり好かんので正直そんなに惹かれるものが無いバンドってイメージのまま2023年11月4日を迎えた。


Mötley Crüeがトリやと思ってたらまさかやった。最初にデフレパの耳になってたからなぁ。


フィルコリンさんカッコ良すぎん?
ずっと釘付けになってた。
マッチョなボディもアームでギター持つあの技も御健在やった。


デフレパのもう1人のギターって誰やっけ?
って思ったらまさかのヴィヴィアンキャンベルさん。
DioWhitesnakeの在籍経験もある超キャリアギタリスト。
このバンドこんなに豪華やったっけ?


この人もレスポールのイメージあると思ってたら案の定何本も見せてくれてた。トップ綺麗すぎる。

Animalのあの前向きな気持ちにさせてくれるアツいソロを生で聴けて感動もんやった。


その直前にフィルコリンさんがアームでギター持ち上げるあの技をやってくれてたけど見惚れすぎて写真撮り忘れたのは置いとこう。


と思ってたらゴールドトップのP-90搭載のレスポールまでお持ちやった。

あと思ったけどこのバンド、マッチョ多い。還暦超えてるのにすげぇよ。


来日公演開催の何日も前から日本入りして各地で出没情報が出てたボーカルのジョーエリオットさんもギター持ってきてた。確か、This Guitarの時に持ってきてたっけな?
でも全然弾いてなくてふふってなった。

なんとなくその辺ジャックブレイズさんを彷彿とさせる....おっと誰か来たようだ。


Mötley CrüeはLAメタルの申し子ってぐらいやし、バリバリのアメリカ人バンドなんやけども、デフレパはみんなイギリス人。

フィルコリンさん以外のこのバンドの印象って、ユニオンジャック柄のベースなんよね。

リックサヴェージさんのチャームポイント。


ドラムのリックアレンさんもヘッドホンはユニオンジャック


一応来日公演前に一通り曲聞いておさらいしながらもバンドのことを調べてたんやけど、このリックアレンさんはなんと、1984年の21歳の頃に大事故により左腕を切断する大惨事に見舞われてるんよね。
学期する人にとってこれは致命傷どころの騒ぎではないんやけど、他のメンバーは彼無しではあり得へん!ってことで復帰を待つ決断をした過去も。

そんな中、イギリスのドラムメーカーのSIMMONSが片腕でも叩けるドラムの開発を呼びかけてきたりもあって今もこうしてデフレパでドラムを叩いてはるんよなぁ。


なんか目頭が熱くなるエピソード。


顔でギター弾くのっていいよね。な1枚。

いやいやイケメンすぎるって。マッチョのイケメンが顔でギター弾くってカッコ良すぎるでしょ。

ギターはJacksonのシグネチャーモデルのSplatter
ブリッジの下にはカタカナでフィルのステッカー。


フィルコリンさんの昔からのJackson PC Supremeが登場。


この前つい安かったからギターマガジンの2020年2月号のJackson & Charvel特集買ったんやけど、そこにもちゃーんと載ってた。


Jackson PC Supreme

PCってイニシャル(Phill Collen)やったんね笑


話はライブに戻って、Pour Some Sugar On Meでめっちゃ盛り上がって一体感半端なかった笑


ちょっと思ったんやけど、ぱっと見2バンドのTシャツ率、体感でMötley Crüe : デフレパ=6:4ぐらいやった。
僕も直前に原宿の行きつけのお店で手に入れたニッキーシックスのTシャツやったし。

それと従来の他国ツアーとは異なるセトリでMötley Crüeからスタートやったのもあって、デフレパの時完全に疲れ切って座ってる人チラホラ見えた。

まぁ僕はサビとか観客に歌わせてくれる部分歌いたいからワイワイするけどね笑


最後の曲はPhotograph

この爽快感がたまらんね。


Armageddon Itも爽快感あるんやけど、この曲はどちらかといえばアドベンチャー感溢れる爽快感なんよね。
PhotographはMötley Crüeで言うHome Sweet Home的な、お決まりのファンもメンバーもみんなの帰ってくる場所的な雰囲気と位置付けやと思う。
順番的にはKickstart My Heart



「いやせめて昨年の11月中か遅くても年内に書けよ」感が半端ないんやけど、先日調べ物中にふとリックアレンの生い立ちを書いた記事を見つけて読んでるうちに、「これは書かねば!」ってなったもんやからしゃーない。



この人たちから学んだのは、
「続けることの強さ、素直さは全てに勝る」

ということ。

今僕は新卒社会人としてピリオドを打とうとしてる状態で、僕自身ではこの選択しかもう残ってないし、後悔もできるだけしないようにした結果の選択やから今更道を変えたりはしないけども、どんな仕事でも素直に継続することは尊いし、それ守ってる奴には勝てん。


あとはあれね。


いろんな形で支えてくれている身の回りの人が居ることのありがたさ。


リックアレンさんが致命的な大事故から復帰できたのは紛れもなくそれを支えた身の回りの人たち、デフレパのメンバーのおかげなんやけども、リックアレンさん本人の人間性が良くないと絶対ここまでしてくれてないと思う。
途中のMCでジョーエリオットさんが話振った時に自身の生い立ちを語ってた時にほんま泣きそうになった。


という訳で、2023年11月4日のMötley Crüe & Def Leppard来日公演ではバッドメタルボーイとしての自身の生き方を確固たるものにしたと共に、これからの生き方のヒントをいただいた貴重な経験になった。