ナイトレンジャーのHearts Away聴いてて、色々終わったなぁってなった。
この曲自体はナイトレンジャーの最初の4枚の4枚目ことBig LifeのB面の一番最後の曲やから、トリの曲。
キャッチーなアメリカンハードロックなBig Lifeや 、映画の主題歌にもなったポップで華やかなThe Secret Of My Successを聴いてから箸休め的な感じの一曲。
でもナイトレンジャーのバラードなので、ギターソロは壮大で派手っていう、ナイトレンジャーの中ではマイナーな曲やけども実にナイトレンジャーらしい一曲になってる。
ケリーケイギーもニッコリ。
この曲のボーカルもドラム叩きながらパワフルに歌うケリーケイギーなんよね。
この人がナイトレンジャーの裏ボスやと思う。
もちろん表のボスはジャックブレイズさん。
ベースはもちろん弾いてるで!?
何よりもMVのギターがScepterなんよね。
ほんまこのギターかっこいい。
音聴いててもおそらく収録もこのギターやと思うぐらい高音が変形ギター特有の特化された高音で素晴らしい。
そんなバラードもハードロックも楽しめる、一曲で二度美味しいHearts Away
サビ以外は落ち着いてて、どこかしみじみともしてる感じでここ聴いてる時は何も考えんとボーッとできるんよね。
なのでこの曲を聴きながらやっと訪れた平穏と休息に身を任せる。
ようやく前職から心が離れていって、ふーっと全身が楽になった。
より効率的な金儲けのためだとは言っても栄転は栄転。
そんな栄転先で潰れてドロップアウトなんて、社会不適合者極まりないし、まるで僕は世界中から取り残された気分にもなる。
まぁそんな日もあるよね。
そんな時でもいろんなことが頭をよぎる。
もう少しできたことがあるんじゃないのか?
社会人をするとはこんなにも絵空事ばっかり並べることを要するのか?
とか、いろんな疑問も頭をよぎる。
それでいいんよ、どちらにせよゴールはこうなってたんやろうから、それが早まっただけその分時間を有効的に使えるし、健康面の損害も軽減できてる。
もう少し続けてたところで傷が深くなってたことは火を見るよりも明らかなのでもう考えない。
一つ、真実に気づいた。
結局20代はどんだけ頑張っても上からはした金で良いように使われて心身が若い時の大切な時間を搾り取られる。
これってプライスレスのものを無理やり価値つけられて不平等な取引どころか搾取に近い形で一番フレッシュな時期を奪われてると思う。
就職してからも20代そこそこならまだまだ感性も価値観も伸びしろあるし、僕はむしろ勉学を終えたその時期にこそ非日常へ赴き、五感を使って思う存分カルチャーショックを受ければいいと思ってる。
だから昇進せずにやりくりして海外にも行き、好きなバンドの来日公演にもたくさん出向いてる。
正直、昇進なんて20代でも30代でもできるんよな。
そりゃあ企業は早くからより数も質もこなして欲しいから早くから昇進して欲しいけども、やりたいことや興味を捨ててまでする必要はないと思ってる。
これは今の僕を見ててもすごく思うし、言っちゃ悪いけど20代ずっと仕事仕事やった人を見てても余計に思う。
そりゃあ僕も30代に突入したら観念して管理職にも挑戦するけども、今はまだ急ぐ時間じゃないと思うからゆっくりしてる。
それに、管理職の仕事は部下を支配・管理しながらも自分たちの跡取りを探して洗脳・育成することも立派な仕事。
前職の2支社目、ちょうど入社から1年経つ頃に当時の上司から昇進を打診されて秒で断ったらドン引きされたんやけども、みんな割とそんな反応してくる。
それでも大抵の管理職に悪気は無いんよね。
なぜなら幼稚園、小中高とプラスで専門なり大学なり行って、それなりの企業に入って昇進の声がかかったら昇進し、結婚し、車も家もローンで買うのが王道であり、黄金の道やと信じてやまないから。
それに、部下に声をかけて昇進させることが既に大義名分化されてるし、洗脳・育成に励む管理職もまたかなり前に洗脳され、育成されてきたから。
あと、一定数この世界に存在する、
「他人が幸せになるのが許せない人種」
やったり、
「俺が若い頃苦労したからお前も同じ思いしろ」
な、考え方がジャパンヴィンテージな方々。
よそはよそ、うちはうち。
昭和は昭和で平成は平成、更に令和は令和。
もうそういう価値観は時代遅れになってきてますよっと。
でも気づいてる人は前職でもチラホラ居てた。
これもあんまり声を大にして言うと自分たちの仕事が著しく妨害されるからって目の敵にされるから普段はあんまり言わんけどね。
だからあと3年間、おそらくあと数ヶ月でまた社会復帰するけども、30になるぐらいまでは細々と働いてコツコツやりくりして、自分の本能の思うままに生きる。
【PR】