97年製のハードロックフリークが書き散らかします

1997年7月生まれが独自の視点で愛してやまないハードロックを語っています。

イングウェイから学んだ天性の職人気質

こんにちは。

ハードロックなZ世代です。


今回は5/9にイングウェイマルムスティーンの来日公演を実際に観に行ってあの場で感じたことを書いています。




何故僕がイングウェイに謎の親近感を感じて、決して嫌な感じは無かったのかが分かった。


世間を舐めた目で見てること


ちょうどこんな目で。笑



僕も正直、世間は舐めた目で見てるし基本上司は見下してる。


もう少し尊敬し甲斐のある上司に出会えていたらここまで拗らせてなかったやろうなぁ。

前職の1年目にパワハラ上司を社内ホットラインで告発して更に上の人と面談した際にパワハラ上司をこき下ろした僕に対して上の人が僕に


「上司は必ずあなたよりも優れたところがある人だから上司」


って漏らしてたのを覚えてる。


その時思ったのが、


「正しい根拠を言え!」


じゃなくて。

「俺上司!敬え!逆らうな!って言うならばじゃあ上司であることの根拠をちゃんと示しなさいよ。
ルール守れ言いながらこっちに押し付けるのは保身の為ばっかりで、自身の都合の悪いルールも部下の都合もガン無視して自身の都合優先する奴を上司って呼べとか破綻してるねん」


社内ルール優先しすぎて休日に希望休変更できんかしつこく威圧的に電話してきたりとかね。


僕も何かしらの休日電話されるリスクを見越した手当貰ってたら出るけど、貰ってない人間に執拗に、しかも自身の都合で威圧的に電話するとか社内ルール以前に労基法違反なんですけど。


こういう人は社内ルール>>>日本国労働基準法
になりがち。


それなら元から電話しないとか、申し訳なさそうに電話してくるとか、威圧的にしたいならポケットマネー渡せばいい話。


前職場はそんなんばっかりやったから上司に着いて行く以前の問題やったなぁ。



優劣で現すかは置いといても、そら年やったり社歴は上やから上司やってんでしょうって感じ。
まぁそのぐらい僕から見てスキルが役職に伴ってないんよね。
年齢やそれにまつわるもの以外で僕よりも優れてるところ見せてみろよって感じ。
前職の上司なんて9割5分は僕より優れてる部分が年齢やら社歴しか無いようなのばっかりやった。




僕の方がデリカシーあるから踏み込んだ会話は人選ぶし、そのためのリトマス試験紙だって上手く使う。
それにコミュニケーション能力と呼ばれるものも僕の方が遥かに高い。だから外国語も習得速かったしお金産む術だって得た。
それだけじゃないぞ、コミュニケーションが取れて、おまけにメイクで見た目綺麗にしてるから女性経験だってそう。
職権濫用して土日を公休と希望休ひっつけて休んで婚活に行くような奴なんかよりもよっぽど経験あるし、なんならワールドワイドまである。それにお持ち帰られ回数も軽く2桁は乗ってる。
あとは歌だって何ヶ国語も歌えるし、ギターも顔で弾ける。



それに、エアプって言われてもここだけは曲げやんのやけども管理職の人を管理する能力なんてのは慣れで習得できる。
なって続けてたら自然と身につくものなんよね。
まぁその辺の伸びしろはまちまちでお前この5年間10年間何しとってんってのも残念ながらは存在はしてしまう。
これは向き不向きやね。



そら見下すよね。



そんなのに恩義だの忠義だのちゃんちゃらおかしいよ。
そもそも恩義やら忠義やら持ち込むと労働の本質から外れるんよね。



特に、自身に年齢社歴ぐらいしか無いっていうのを悟られまいと必死で圧かけたりオラついてるようなのは。



それならその辺悟られないように隠し通すとか、いっそのこと受け入れて認めてニコニコしてるようなのなら僕も暗黙の了解ぐらいは分かるからしばらくは黙って着いて行くのに。




ちょっと熱くなりすぎて話が逸れたので戻すと...



80年代のシュッとしたイケメン王子様なイングウェイ見てるとそんな反骨精神と莫大な自身に満ち満ち、他の追随を悉く許さない目をしてた。


この見開いた目。笑笑


イングウェイはこの時もアルカトラズに入ったのはグラハムボネット御大ごと利用してやろうとしか思ってなかったらしい。


コミュニティを利用してやろうって精神が既にカルチャーショックすぎて笑

この時点で既に逆張り感あるし、何から何まで他のギタリストとは一風変わったやり方してたよね。



まぁこの後グラハムボネットと大揉めして結局アルカトラズも脱退することになるんやけども...笑


俺が俺がでパフォーマンスもギター演奏も好き勝手し過ぎるイングウェイは確かに協調性とかそういう次元じゃない。
そもそも協調性持つどころか他のメンバーに個性を求めず、イングウェイが指示した通りにできるだけでいいって後々仰ってたぐらいやもんね。



一緒に並べちゃ怒られるけども、個性が強すぎてコミュニティに馴染まないのは僕もおんなじ。


僕はまだほとんど芽が出てない状態やけども、チームで他人と一緒に何かを成し遂げることよりもどちらかと言えばイングウェイのような一人で事を成し遂げながらも周りの人を従える方がむいてる職人気質なんよね。



でも、僕はそこまでのスター性やカリスマ性は無かったから自然淘汰され、今に至るんやけども、休職当初は僕の居場所はこの社会にあるんやろうか?とか考えて孤独感に苛まれてた。



精神的に追い込まれてたからすごい極端やし、そもそも僕からドロップアウトしたし、僕にもどこかしら居場所はあるし、あることに気がついてないだけやったんやけどね。



イングウェイはコミュニティに馴染めない点を補う技術やスター性、カリスマ性を持ち合わせてたからアルカトラズ脱退後は自身でバンド立ち上げて、自身の居場所を作って、イングウェイと愉快な仲間たちで今日まで世界中を飛び回って今回日本にも来てくれた。



これって、所謂社会不適合者(社不)にとっては希望なんやなぁって僕は思った。


イングウェイみたいにはっちゃけたり成功したりみたいなことはできなくても、個性を残しながらでも自身の居場所は作れる。
多少は曲げたり折れたりしないといけないやろうけども、根本から変わる必要は無いんやなって。



そんなイングウェイは40年の歳月を重ねると当時の面影も残しながらも「メンバーも観客もみんな俺について来い!」
って雰囲気が出てた。
自身のテクニックやパフォーマンスで聴衆にも一体感っていう名の居場所を提供してくれてた。


まだまだイングウェイ聴こう、また来てくれたら絶対来ようって思ったね。



多少は丸くなってたけれども、やっぱり王子様イングウェイはそこに実在してた。


レザーのタイトスキニーに虎柄のジャケット。

僕もこんなの着たいからハードオフ巡りの際にオフハウスにも行く理由ができた笑



という訳で、イングウェイを生で観て背中を押されたZ世代でした。


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