97年製Z世代ハードロック好きの自由帳

1997年7月生まれが愛してやまないハードロックを語っています。

上陸初日の香港でも怖い思いをした話

学生時代から半分バックパッカー、半分怠惰な学生をしていた僕は、少なからず怖い目にあった経験がある。

台湾から関空に帰国した際、預け荷物も受け取ってさぁロビーへ出ようと思った途端、大阪府警2,3名に声をかけられ、別室に連れて行かれて持ってる荷物全部チェックされて日本語と中国語で尋問されたこと。  

台湾の桃園国際空港でもロビーに出ようとした途端にマシンガン持った空港警察2人と警察犬に呼び止められ、またもや持ってるもの全部チェックされたこと(これに関しては持ってきてたたこ焼き機がX線で判別不能だったかららしい。)などなど、他にもまだある。

 

国家権力からすれば、バックパッカーも密輸をしかねないし、個人なのでウロチョロするので厄介極まりないのだろう。各国の国家権力が正常に機能している証拠でもある。

そして今回、また香港で怖い思いをした。

9/18の夜、大学の同級生であるFelixと、その従兄弟のMax、Felixの友人のKelvinにEricと飲茶に行った。

めっちゃ美味しい。。

魚の頭や生薬がたくさん入ったスープも啜りつつ、Maxと Kelvinは次の日仕事があるとのことで先に帰り、Ericが香港のクラブ街である蘭桂坊に美女でも見に行こうと言い出したので、Felixとウキウキで行くことに。

中環(セントラル)へ。

香港はビルだらけなんやけど、蘭桂坊の建物は一味違う。 こんな感じでキラッキラの飲み屋やクラブ、バーが多い。 みんな次の日に仕事があるのでとりあえずウロウロして美女ウォッチングしようって話になり、辺りを歩き回ってた。

中華圏では昔から飲酒運転がめちゃくちゃ厳しい。 台湾でも台湾ビールの広告にアホほど飲酒運転すなって出てくる。香港も例に漏れず。 看板すげぇ。。

ってなりながら、キラッキラの店先で飲んでる美女に見惚れ、Felixと Ericとあの美女は好みかとか話してると、前から3名香港警察が。 厳格な感じで僕らに何かを言っている。 広東語はほとんどわからんけど、「檢查」って単語だけ聞こえた。

 

僕ら3人とも近くの壁に体をついてボディチェックを受ける。

 

すげぇ、よく香港ドラマや香港映画で見たチンピラが受けてるアレやん。

  とか思ってると、警察にポケットの中全部出せと言われたので財布やら携帯を預けた。 他の2人は市民カードを見せてたんやけど、僕は外国人なのでどうやらパスポートを見せないといけないらしい。 でもEricの車にパスポートが入ったカバンを置いてきてしまったではないか。もちろん日本の免許証もホテルの金庫内。

2人が僕は日本人で初めて香港に来たことを警官に伝えてくれた。 僕も「唔好意思,我唔識講廣東話(すみません、広東語話せません)」と必死で伝えると、そのうちの一番イカつい警官が 「講得好啊!你要小心點!(広東語上手いやんけ!気いつけや!)」と言いながらFelixとEricに僕もパスポートを肌身離さず持っておくことを伝えたらしく、僕たちは解放された。

僕が呆気に取られていると、Felixが、「台湾では身分証無くてもいけたけど、香港ではワンチャン警察署に連れてかれるから、1人で外出する際は絶対持っときな」と。

以降僕はすぐに出せるガードの固いところにパスポートを肌身離さず持って香港をエンジョイした....。 怖ぇよ、香港警察

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